弊社は、明治26年3月より初代片岡信太郎が会社を創立し、明治7年に開設した横浜港町魚市場(横浜関内)から創業致しました。
昭和6年に横浜市神奈川区へ移転、現在の横浜中央卸売市場に至るまで代々血統を守り、私で四代目となり、微力ながら会社を守り、“一子相伝”の精神で五代目を育成し会社の存続と更なる発展が望まれるよう努力しております。
尚、昔からの会社の業務、人材、お得意先様を分割し、昭和48年(株)カネノブ商事(横浜南部市場仲卸)、昭和54年(株)信和食品(船舶・その他納品業)として独立し、カネノブグループの一角として努力を続けております。
代表取締役 片岡 弘
会社を運営することとは、地球環境を守ることとは、社長である前にまず人であれ!と、代々教育されてきております。
(資)八百信商店の商号は"信"(カネノブ)と表し、120年余り商売の取引に屋号として適用しております。昔の中国の儒学では、信は ‘よしみ’と読むそうです。
人と人との信(よしみ)が会社の継続力と繁栄に繋がるのでは、と考えております。
北イタリアの都市ブラで1986年カルロ・ペトリーニ現スローフード協会会長がおこしたスローフード協会のコンセプトに感動し、代々マニュアルのない一子相伝の精神が集約した思いがあります。
“おいしい”“きれい”“ただしい”をモットーにして、人類が築き上げた素晴らしい食生活、食文化を伝統的に守っていくには、道具・物は産業革命以来、現代世界ではグローバル化が主流をなしておりますが、その反対に人の体内に入る食の素材は各国の食文化を基盤として、世界のローカル化を進めてこそ、将来、人の本当の“幸せ”を築き上げるという思いを以って、企業精神として掲げたいと考えております。